2024年|広告

【オワコン確実】広告ブロックで今後アドセンスで収益が下がる未来

グーグルアドセンス

  • グーグルアドセンスの将来が不安…
  • 単価ってこのまま下り続けるのかなぁ
  • 数年後、10年後もたくさん稼げるのか?
  • アドセンスはやめたほうがいいのかも…

上記のようにグーグルアドセンスに関して疑問や不安を持っている人は多いと思います。それはやはり昨今のグーグルアドセンスの状況があまり良くないからですね。

わたしは2013年からグーグルアドセンスを含めアフィリエイトをやってきていますので、これまで辿ってきた状況から、将来どうなるのか大まかですが予想することはできます。

この記事では、

  • 広告ブロックの影響はないのか?
  • 単価下落はこのまま続くのか?
  • なにか対策すべきことはあるのか?

の上記3つに焦点を当て解説していきます。

現在グーグルアドセンスを運用している方は、ぜひ今後を見据えて早めに対策を取る必要がありますので、手遅れにならないように一刻も早く次の手を打っておきましょう!

この記事の結論は?

グーグルアドセンスの将来性はあまり良いとは言えず、アドセンスだけを収益源にしておくのは危険!なるべく早くほかの収益源を複数用意しておく必要があります。

グーグルアドセンスの将来性

最近あまり良いニュースを聞かないグーグルアドセンスですが、果たして未来は明るいのか?それとも暗い未来しか待っていないのか?

グーグルアドセンスでたくさん収益を生み出している人は多いと思いますので、気になるその将来性について解説していきます。

結論:収益が下がる可能性大

いきなり残念な結論を書きますが、グーグルアドセンスの将来性は良くありません

完全にアドセンスのサービスが終了してしまうことは考えられませんが、少なくとも今以上に収益性が悪くなり稼げなくなることはほぼ間違いないと思います。

最近も数年前に比べて収益性が落ちているのは、実際に運用している人なら同意すると思いますが、簡単に言うと、これがもっと悪い状況になっていく…ということですね。

これ以上収益性悪くなったら、やってられないというのが本音ですよね〜(泣)

それでは、一体なぜこれ以上収益性が落ちていくと予想するのか、理由を見ていきます。

収益下落の理由① 広告ブロック「ITP」の影響

アフィリエイト業界で最近よく話題になるのが、この「ITP(Intelligent Tracking Prevention)」と呼ばれる、トラッキング(追跡)を防止する機能になります。

グーグルアドセンスではサイトを訪れた閲覧者に対して、その人の「興味関心のある広告」や「クリックしそうな広告」を自動的に選んで表示するわけですが、その際にどんなデータを参照してるのかと言うと、それは閲覧者の過去の履歴データになります。

グーグルは広告を選ぶ際に、それまで蓄積されている閲覧者の過去の履歴データをチェックして好みを把握しているわけですね!

ITPって具体的になに?

「ITP」というのは、閲覧者の過去の履歴データを消去し、履歴をチェックできないようにするものです。目的は「プライバシー保護」にあります。

グーグルは閲覧者の過去の履歴データを参照しているわけで、簡単に言えば「その人のプライバシーを覗いている」という言い方もできます。

よって、閲覧者のプライバシーを保護するために、履歴データをチェックできなくさせるのがITPの役割です。

ITPのせいで収益減

ITPは過去の履歴データをすべて消去するのではなく、「過去○日より前の履歴は削除」などと期間が設けられています。要するに、○日よりさらに前の履歴は消去されチェックできないということ。

グーグルは広告を出すときに過去の履歴データを参照しているわけですが、この履歴データの量が多ければ多いほど適切な広告を出すことができますし、少なければ少ないほど適切な広告を出しにくくなります。

  • 1年分の履歴:情報が多く、適切な広告を出しやすい
  • 1週間分の履歴:情報が少なく、適切な広告を出しにくい

例えば、過去1年分のデータを参照するのと、過去1週間分のデータを分析するのとでは、どちらのほうがよりサイト閲覧者がクリックしそうな広告を出せるのかは、履歴の量がより多い1年分のデータのほうが、当然ながら適切な広告が出せる確率が上がります。

つまり、履歴データを参照できる期間が短ければ短いほど適切な広告を出しにくくなり、広告のクリック率が落ちてしまい、結果的に収益減になるということです!

Apple vs Google

この「ITP」というのはiPhoneなどを販売するApple社が開発した機能です。

ぶっちゃけた話、Appleは「プライバシー保護」という名のもと「ITP」を作ったと話していますが、もう1つの理由にはグーグルの収益減も視野にあるのではないかと思われます。

グーグルは売上の80%ほどが広告収益ですので、クリック率が悪くなれば収益が下がり、企業としては没落していきます。Apple社はそれを狙っているのかもしれませんね!

iPhone利用率の多い日本は大打撃

問題なのは、この「ITP」はApple社のiPhoneに搭載されているということ。

日本ではiPhone人気が高く、多くの人が使っている現状があります。なので、日本人を広告のターゲットにしている場合、この「ITP」がだいぶ影響してしまって収益減をもろに喰らってしまうということです。

このまま大手通信会社が、iPhoneを誰もが買えるように販売している限り、今後も日本ではiPhoneの利用者が減ることはないと思いますので、日本人向けにブログを運営している人は「ITP」は切っても切り離せないものになります。

この「ITP」は年々アップデートされており、その度に制限が厳しくなっています。よって、今後はいま以上に収益性が落ちることはもはや回避できないのです。

収益下落の理由② バナー広告から動画広告へシフト

今後、アドセンスの広告単価が下がるかどうかは広告を出稿する企業によります。

YouTubeなどに代表されるように、動画のプラットフォームに表示される「動画広告」市場が伸びており、バナー広告などに比べると宣伝効果があります。

よって、今後企業は動画広告への出稿がメインになっていく(お金をかける)可能性があり、そうなれば、ブログなどに貼るバナー広告の1クリックあたりの単価が下がってしまい、結果として収益性が落ちてしまう可能性があるわけです。

一応ブログ用にも「インリード動画広告」と呼ばれる小さな広告内で動画が流れる広告はありますが、画面が小さいですし、あまり宣伝効果は期待できるものではないです。

ITPの影響でクリック率が下がったところに、さらにクリック単価も下がるとなれば、ダブルで影響を受けて、いま以上に収益が落ちてしまうことは言うまでもないですね!

収益下落の理由③ SEOの難易度UPで上位表示が大変

最近はSEOの難易度が上がり、検索結果で上位表示させるのが難しくなりました。

すでに「YMYL(Your Money or Your Life)」に該当するキーワードは個人で上位表示させることが困難になり、今後はよりE-A-Tと呼ばれる指標が重要視され、どのキーワードでも上位表示させることが難しくなります。

E-A-Tとは…

  • Expertise(専門性)
  • Authoritativeness(権威性)
  • Trustworthiness(信頼性)

さらに、年に数回大きめな検索アルゴリズムアップデートも実施され、その度に検索結果ががらりと変わってしまうため、ブログ運営者は毎回それに対応する必要があります。

最近は企業も続々と参入し、収益性の高いキーワードでガンガン上位表示していますし、世の中が副業を容認する流れになっており、ブログをやっている個人の割合も増え、ライバルがもの凄くたくさん増えているのです。

こんな数ある超逆風のなかSEO対策をしなければならず、難易度が高くて大変です。

なので、自然と上位表示できるキーワードも減っていますし、ライバルが増えればその分パイの奪い合いがおこるわけですから、上位表示は難しくなり結果的に稼げなくなります。

収益下落の理由④ 若年層の検索離れ

そもそも論として、特に若年層の検索離れ(Google離れ)が進んでいます。

いまの若い人はグーグルで検索することが減っているようで、TwitterやInstagramなどの「SNS」で検索する人が増えているようなのです。

グーグルで検索する人が減ってしまえば、それはSEO以前の問題で、ブログの存在価値がなくなってきているということ。さすがにテキスト文化がなくなることは考えられませんが、検索する人が減ってしまえば、収益は必然的に下がるの間違いないです!

これはあとで解説しますが、それならSNS経由でブログに集客する方法はありますが、どちらにしろ自然検索の閲覧者は減るわけですから、全体的に収益は落ちますよね(泣)

今後に向けての対策

これまで解説した理由から、ほぼ間違いなくグーグルアドセンスは厳しい未来が待っていますし、アドセンスで収益を上げている人は必ず収益減に直面するはず。

そうなれば、早めに対策を取る必要があり、いますぐにでも動くべきです!

これは不安的なアフィリエイトをやっている人なら当たり前の話ですが、基本的には収益の分散がもっとも良く、これまでアドセンスをメインにやってきた人もそうでない人も、全員が「アドセンスは収益が今後減る」という認識を持ち、ほかで収益源を作っておかなければなりません。

いますぐにでも対策は必須です!ぜひ手遅れにならないように、早めに見切りをつける覚悟を!

対策① ASPアフィリエイトをメインで取り扱う

もう皆さんやっていると思いますが、新たな収益を作る面でも単価の面でも、これからは「ASPアフィリエイト」をメインしてやることを強くおすすめします。

もちろん、ASPアフィリエイトをやる際にも「ITP」だったり「SEO」は大いに関係してくるのですが、こちらはアドセンスみたいに「クリック型報酬の広告」ではないので、膨大な人をブログに集める必要がなく、少人数でも購買を促すことでたくさん稼ぐことができますので、リスクはアドセンスよりも低いです。

対策② 独自商品を持っておく

ASPアフィリエイトもグーグルアドセンスも結局は「広告」に依存しています。

広告は不況や新型コロナウイルスなどに大きく左右され、企業は業績が悪くなると真っ先に広告費を削り、削られてしまうとそもそも広告がなくなったり単価が下がったりします。

広告に依存することは収益を確保する上で危険ですので、収益の分散ということで、広告に依存しない別の収益源を持っておく必要があるわけです。

そして、その一つの答えが独自の商品やサービスになります!

独自の商品やサービスとは、その名の通り、自分で作った商品やサービスのことです。

  • 自分でなにか手作りで作る
  • 情報商材を作る
  • グッズを作る(YouTubeでやってる人いる)

最近流行っているのが記事を販売できるプラットフォームで「○○の稼ぎ方」などのようにして記事を売る方法です。

「Twitterのフォロワーの増やし方」みたいなものもそうです!

基本的にブログでは情報を無料で公開していますが、意外に金額をつけて販売したとしても、必要としている人は買いますので需要は結構あるのです!

ですので、広告ではなく直で販売して収益性を上げられるものを準備しておくのも、収益の分散化になりますし、対策になりますね。

対策③ SNSのフォロワーを確保しておく

今後はSNS(特にTwitter)でフォロワーを増やしておくことが重要です!

自分のファンを増やしておく感じですね。

先程「若年層はグーグルで検索しないでSNSで検索する傾向がある」と書きましたが、実は「この人が勧めているから買う」みたいな層も多く、これは大きな収益を生み出してくれる可能性大です。

例えば、好きな芸能人がおすすめするグッズとか買っちゃったりしますよね?

それがまさにそうで、フォロワーやファンがたくさんいることで、その人たちに向けてピンポイントでブログ記事を紹介したり、グッズなどの独自商品を販売することができます

これはSEOで順位が大幅に落ちたり圏外に飛んだりしても、一定数フォロワーやファンがいることで、収益がゼロにならずに済むというメリットがあるのです。

個人の時代に突入しており、別に芸能人でなくても一般人がネットで稼げる時代です。なので、SNSのフォロワーやファンを増やすことは、今後収益を増やす上で非常に重要になりますので、これはぜひ早いうちからやっておきましょう!

フォロワーはすぐに集められるわけではありませんので、毎日コツコツやっておくことをおすすめします!

対策④ 動画広告(YouTube)などに移行

動画広告が今後も伸びるため、YouTubeなどで稼ぐ方向を検討してもいいと思います。

特にYouTubeは芸能人が続々参戦しているのを見ればわかるように、やり方次第ではまだまだ稼げます。しかし、昔からいるユーチューバーを見ればわかるように、彼らの再生回数は以前と比べると大幅に落ちています。それは登録者が100万人以上いる人も同じです。

理由は参入者が増えたから

今後、ますます参入者が増えればさらに再生回数は落ち、収益は減ります。

こちらもブログと同じで遅かれ早かれ同じ道を辿ります・・・

ただ、動画広告はまだまだ右肩上がりですので、参入しない手はないです!収益源を増やすという意味でも、ファンを増やすという意味でもYouTubeをやることはおすすめできます。

アドセンスの将来性まとめ

グーグルアドセンスの今後について解説しましたが、収益性が下がる可能性は高く、そもそもアドセンスだけに依存しておくことは危険ですので、動画広告にも取り組むなり、なにかしらの対策をしておく必要があります。

また、そもそも論として「広告」や「グーグル」に依存しておくことにもリスクがあるため、一刻も早く収益源を複数確保しておく分散化をしておくことを強くおすすめします!

手遅れにならないようすぐ行動しましょう。

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グーグルアドセンス全般の解説は以下の記事に書いています。

VODアフィリエイトで収益を増やすコツ

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